HEROZ株式会社の2024年4月期第2四半期のから、この企業の最近の経営状況については、以下のようにまとめられます。
- 売上高・利益の大幅増加:第2四半期累計は、売上高が前年同期比205.2%増の2,335百万円、EBITDAが前年同期比374.3%増の449百万円、営業利益が前年同期比572.1%増の252百万円となり、M&A効果のほか、オーガニックのBtoB、BtoC事業の成長により大幅に増収増益を達成しました。1
- AI SaaSの強化:グループ戦略としてAI SaaSを掲げ、より汎用的な課題解決に取り組んでいます。2SaaSビジネスの成長性や収益性を示すARRは前年同期比375.9%増の2,958百万円となり、リカーリング売上比率も62.4%と高い水準を維持しています。また、LLMに関連したプロダクト「HEROZ ASK」のβ版の提供を開始し、年明け以降の有償化に向けて準備を進めています。
- AI Security事業の安定成長:AI Security事業は、中小企業向けのファイアウォール型セキュリティサービス「バリオセキュア」を中心に、顧客数が継続的に増加し、売上高は堅調に推移しています。3解約率は0.6%と低く、サービスの品質や顧客満足度が高いことを示しています。また、既存サービスの対応領域を拡大し、ゼロトラストセキュリティ領域への参入に向けて新規サービスの開発を進めています。
- コンタクトセンター領域への参入:2023年11月24日に、コンタクトセンター領域のサービスを提供する株式会社エーアイスクエアの株式を取得し、グループ会社化しました。4エーアイスクエア社が持つドメインナレッジと、当社が保有するコアAIの開発技術やLLM活用のノウハウを通じて、コンタクトセンター領域におけるAIXを推進していく予定です。
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